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税の専門家の仕事

困る男性

国家資格が必要な仕事

税の専門家である税理士の仕事は、税務書類を作成する事、依頼者に代わって税務対応をする事、そして税に関する様々な相談を受ける事に大別されます。これらの仕事は、税理士法に定められた独占業務であるため、税理士の国家資格を持たない者がこれらの仕事を行う事はできません。仮に、無償でこれらの仕事を行った場合であっても違反となり、2年以下の懲役または100万円以下の罰金を課されますので注意が必要です。なお、税務書類を作成するにあたり、財務諸表や会計帳簿の作成といった財務に関する仕事は、独占業務に付随するものとして認められています。それぞれの仕事の具体的な内容を説明すると、税務書類の作成は依頼者の確定申告書や届出書などを作成する事です。所得税の確定申告書は納税者でも作成できますが、相続税や法人税などは一般の人が作成する事は難しいため、税理士に依頼する事が一般的です。税務対応は依頼者の代理として税務を行う事であり、税務調査や不服申し立てなどで対応してもらう事を指します。税の相談は、納税者の個別事案に関する相談を受け、適切なアドバイスをする事であり、顧問税理士への相談や税務署や市役所で行われている無料税務相談などが挙げられます。ただし、個別事案ではない相談は税の相談には含まれませんので、資格が無くても行う事ができます。そのため、セミナーや学校などで行われる一般的な税に関する相談や解説、計算方法の指導などは税理士法に違反しません。